それが商標なのか普通名称なのか、判断に迷う場合がある。
そもそも「正露丸」は、日本陸軍が開発したものが起源とされる。日露戦争に赴く将兵に広く配付された経緯から、「露西亜(ロシア)を征する」をという意味を込め「征露丸」と呼ばれるようになった。日露戦争ならびに第二次世界大戦終結後にその謂れは好ましくないとの行政指導があり、「正露丸」と改められた。
「正露丸」は複数のメーカーから販売されたが、1954年にラッパのマークの大幸薬品が商標登録を断行した。不服とした他社が取り消しを求めて提訴し、1974年、「正露丸」は一般的な名称として認識されており、固有の商標とは考えにくいとの判決が確定した。
そうして「正露丸」は引き続き複数のメーカーから販売されている。が、派生商品である「正露丸糖衣」を含め、パッケージデザインの類似性をめぐる綱引きが、ラッパのマークの大幸薬品を軸に現在もくりひろげられている。なお、一社は一貫して「征露丸」の名前で販売しているとのことである。
著者の興味から「正露丸」の歴史をふりかえることとなった。そのほか、「業務スーパー」なども判断に迷う商標である。そのチェーンについてまるで予備知識のなかった著者は、たまたま訪れたウェブサイトを逍遥するうち、はて、これは名前だったかとようやくに気づいた。しかしその後もまだ納得がいかずに、「業務用スーパー」という普通名称と見比べつづけた。落ち着かない心地はまだ治まっていない。
そもそも「正露丸」は、日本陸軍が開発したものが起源とされる。日露戦争に赴く将兵に広く配付された経緯から、「露西亜(ロシア)を征する」をという意味を込め「征露丸」と呼ばれるようになった。日露戦争ならびに第二次世界大戦終結後にその謂れは好ましくないとの行政指導があり、「正露丸」と改められた。
「正露丸」は複数のメーカーから販売されたが、1954年にラッパのマークの大幸薬品が商標登録を断行した。不服とした他社が取り消しを求めて提訴し、1974年、「正露丸」は一般的な名称として認識されており、固有の商標とは考えにくいとの判決が確定した。
そうして「正露丸」は引き続き複数のメーカーから販売されている。が、派生商品である「正露丸糖衣」を含め、パッケージデザインの類似性をめぐる綱引きが、ラッパのマークの大幸薬品を軸に現在もくりひろげられている。なお、一社は一貫して「征露丸」の名前で販売しているとのことである。
著者の興味から「正露丸」の歴史をふりかえることとなった。そのほか、「業務スーパー」なども判断に迷う商標である。そのチェーンについてまるで予備知識のなかった著者は、たまたま訪れたウェブサイトを逍遥するうち、はて、これは名前だったかとようやくに気づいた。しかしその後もまだ納得がいかずに、「業務用スーパー」という普通名称と見比べつづけた。落ち着かない心地はまだ治まっていない。
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